お皿地獄、骨董の沼、平安蚤の市
お皿とか、香炉を見るのって楽しい。
いろんな種類のいろんな色の陶磁器がある。
でも、集め始めると部屋の中に置き場が。
皿地獄、骨董地獄。でも極楽。
今はまだ数が少ないから大丈夫。
平安蚤の市は、京都周辺では知られている。
京都市内の平安神宮の前で開催されている骨董市。
陶磁器だけでなくて、布、本、おもちゃ、ガラクタ、ガラス製品、絵、作家のもの、コーヒーも売ってる。基本、骨董、新しめも含めて。
先日、偶然、初めて行ってみた。
日差しが強くて、首が焼けて痛い、暑い。
でも、地獄の熱湯責めを気にせず、お皿を見て回る。
最初に、薄緑の高杯を発見。細長い足がついたお盆のこと。
2000円。気に入って、部屋に飾りたかったけど、がまん。
まずは一周する。ちょっと高いし。
次に、明治時代のよく見る小皿を発見、赤色と青色の細かい絵が印刷されてる。
3千円。高いねー。おしょうゆ入れたら楽しそうだけど。
それで見つけたのが、亀の文字がたくさん入った、戦前のお皿。
ポップなデザインで楽しい。ちょっと歪んだ丸さなのもいいね。
900円で高めな気がした。プリントの皿はよくあるからね。
でも、楽しい絵柄。亀の甲羅と氷の柄が交互に入ってる。
で、同じ店で寿の文字が入った薄い緑の小皿。
梅と並んでて、なんか楽しい。
寿と梅が踊ってるみたい。
しかも少し釉薬のこぼれて厚くなってたり、手が擦れたのか滲んでたりしてる。
他にないって感じの唯一品。
値段は900円。
もちろん、印刷の柄だから、本当はもっと安い気がする。
他の店で似たようなのが300円だった。
でも、買った方のは、やっぱりデザインが少し違う。もっとポップ。
ネットで後で調べると、900円は一般的か。
でも、骨董の基本に倣って、値切ってみればよかった。
900円は、自分の満足かな。
これでクッキー載せて食べる。
日焼け防止に目しか見えない帽子かぶって長袖長ズボンで手袋の店主が、正体不明な感じを出してたけど、説明が良かった。
男性かと思ったら女性だった。
ちょっと釉薬が変だったり擦れてたり削れてたりする平皿を集めてるみたい。
面白かった。骨董店は、セールストークが大事だの。
今度はどこで骨董を見ようかな。陶磁器の。
いろいろあるから。
元記事はこちら