発酵あんこ あんこ沼 ○んこペースト
○んこが好きと前回の記事で書きましたが、
そういう趣味じゃございません。
あんこです。
あんこをたっぷり食べたい。
でも気になるのが糖分。
砂糖多すぎでしょ。
これは毎日まんじゅうを食べるわけにはいかない。
でもあんこを食べたい。
こんなジレンマありませんか、皆さん。
ポテチ好きだけど太りたくないみたいな。
それで思った。
砂糖なしあんこを作ろうと。
調べてみると何と発酵あんこというものがあるではありませんか!
さっそく作ってみました。
でもでも、失敗の嵐。
ネットのレシピ通り作ってるのに!
ということで、まじめに発酵あんこ研究家のレシピ本を買ってみました。
それでもうまくいかない!
何で?
あずきがしゃりしゃりするけど?
ってことで普通にあずきの袋に書いてある仕方で下処理。
しかも発酵を上手にするために、発酵器を買いました。
ヨーグルトもできるやつ!優れもの。
あとは本のレシピ通り!
そしたら何とナント!
美味しい豆の煮物ができました。
ほんのり甘いあずきの煮物。
あずきのペースト。
あんこではないけれど、あずきの甘い味。
幸せ。
でも甘みが足りないなー。
ってことで一工夫。
砂糖は入れたくないので、他で甘みを。
どうするか。
ってことでこれまた好きなバナナをすりつぶして混ぜました!
しかも丸めて、ブラック板チョコでコーティング!
冷蔵庫で冷やして食べてみたら!
もう、なんて良いお味。
ちょうどよくバナナとあずきの味が混ざって、
チョコのダブルパンチでグッと来る甘さ。
一切れでお腹いっぱいです。
大豆のクッキーを混ぜた方は、面白い歯触りでした。
湿ったクリスピー?
もうちょい工夫が。
もっと色々味を作ってみよう。
美味しく見た目も良い○んこペーストになったら、販売目指します。
自分で作ったペーストの入れ物用に百均でガラス瓶買いました。
あんこぐつぐつ煮る地獄。あんバサダーになってみた。
何を隠そう、私はあんこが好きです。
和菓子のあんこ。
甘くて美味しい。
豆の風味がたまらない。
で、最近、自分でもあんを作り始めました。
美味しいのができるかな。
子供の時におはぎを作ったことがあって、そのときにあんこも作ったから、
その時以来。
○んこのおはぎはとてもおいしかった。
もちろんお店のあんには程遠いけど。
で、今再び。
あんこは美味しくできて、チョココーティングしてバナナ混ぜて食べました。
ここからが本題、
もっと美味しいあんこはないかと思ってネットを探してみると、
似たような関心の人はいるものだ。
発見、日本あんこ協会。
もちろん、もう知っている人も多いでしょうね。
この協会が、あんこ検定をしていて、合格したら、あんバサダーなるもののに認定するそうな。
なぜか男子と女子に分かれてる。
で、挑戦。
問いは10個ほどで、あんこに対する愛を表明する自由記述もありました。
あんを手で掬って食べたらダメなんですか??
と思ったけど、1回目は不合格。😢
でも、答えの返信メールを見て回答通りに2回目をすぐ受けて良いそうで、
さっそく受けたら合格。
晴れて、あんバサダーになりました。
男女とも問いは同じようです。
すでに昨年の段階で、合計7000人を突破したそうです。いまはもう一万人を超えているかもしれません。
あんこを通じて世界を平和にしたい人はたくさんいるのですね。
私も引き続いて、あんの道を進んで参ります。
ところであんこの地獄って何?
砂糖たっぷり入れてあんを煮詰めると、グツグツ鍋の中が地獄の灼熱地獄みたいに見えますね。
あんこといえば、飲むあんこもありますね。
こちらは飲むから、便利でした。スプーンもいらない。味も良し。
お皿地獄、骨董の沼、平安蚤の市
お皿とか、香炉を見るのって楽しい。
いろんな種類のいろんな色の陶磁器がある。
でも、集め始めると部屋の中に置き場が。
皿地獄、骨董地獄。でも極楽。
今はまだ数が少ないから大丈夫。
平安蚤の市は、京都周辺では知られている。
京都市内の平安神宮の前で開催されている骨董市。
陶磁器だけでなくて、布、本、おもちゃ、ガラクタ、ガラス製品、絵、作家のもの、コーヒーも売ってる。基本、骨董、新しめも含めて。
先日、偶然、初めて行ってみた。
日差しが強くて、首が焼けて痛い、暑い。
でも、地獄の熱湯責めを気にせず、お皿を見て回る。
最初に、薄緑の高杯を発見。細長い足がついたお盆のこと。
2000円。気に入って、部屋に飾りたかったけど、がまん。
まずは一周する。ちょっと高いし。
次に、明治時代のよく見る小皿を発見、赤色と青色の細かい絵が印刷されてる。
3千円。高いねー。おしょうゆ入れたら楽しそうだけど。
それで見つけたのが、亀の文字がたくさん入った、戦前のお皿。
ポップなデザインで楽しい。ちょっと歪んだ丸さなのもいいね。
900円で高めな気がした。プリントの皿はよくあるからね。
でも、楽しい絵柄。亀の甲羅と氷の柄が交互に入ってる。
で、同じ店で寿の文字が入った薄い緑の小皿。
梅と並んでて、なんか楽しい。
寿と梅が踊ってるみたい。
しかも少し釉薬のこぼれて厚くなってたり、手が擦れたのか滲んでたりしてる。
他にないって感じの唯一品。
値段は900円。
もちろん、印刷の柄だから、本当はもっと安い気がする。
他の店で似たようなのが300円だった。
でも、買った方のは、やっぱりデザインが少し違う。もっとポップ。
ネットで後で調べると、900円は一般的か。
でも、骨董の基本に倣って、値切ってみればよかった。
900円は、自分の満足かな。
これでクッキー載せて食べる。
日焼け防止に目しか見えない帽子かぶって長袖長ズボンで手袋の店主が、正体不明な感じを出してたけど、説明が良かった。
男性かと思ったら女性だった。
ちょっと釉薬が変だったり擦れてたり削れてたりする平皿を集めてるみたい。
面白かった。骨董店は、セールストークが大事だの。
今度はどこで骨董を見ようかな。陶磁器の。
いろいろあるから。
元記事はこちら
さあさあ、鬼と仏が一緒にいるよ。地獄絵のはなし
だって、地獄絵って色々描いてあって面白い。鬼も、溶岩の池も、針の山も、脱衣婆も、菩薩もあって。で、そういう興味ある人はたくさんいるみたいで、もうアマゾン見たらそれ関係の本がたくさん。『地獄絵ARTBOX』とか。
京都市のお寺。寺町三条にあるそうだ。よく見かける寺だし、こんど寄ってみよう。
あと、寺に地獄絵が奉納されているのは、よくあるみたいだ。
めずらしい例として、亡くなった子供の供養に地獄絵を方法した例があるという。この論文には、滋賀県と千葉県の例が説明されている。千葉県の例では、地獄絵に自分の子供の位牌と戒名を入れているそうだ。てことは、子どもはどのあたりの地獄に居るのだろう。仏のそばに居たら親は嬉しいが。菩薩のそばに居たり。それとも、戒名とかははいってなくても、閻魔大王の裁きの場を描いたり。それで、極楽行けるように祈るのかな。
竜宮城でした、地獄でなくて。アニメ「平家物語」の感想
この年初から放送されていたアニメ「平家物語」
アマゾンプライムで見ました。
FODなら最初から全話見れたみたい。
もうとても感動で、良いアニメだった!
平家物語だから、後半は、平家の一門が死んでいくばかりの悲しい展開しかないから、アニメではどうするのかと思ったけど、悲しいだけじゃない、幸せと喜びのある表現でした。心の動きも、一人一人の性格の違いも、悩み方も、とても丁寧に分かった。作画と物語を作った人はすごいなって思う。
しかも、平家物語は、もともと長い物語だからどうアニメにするのかとおもったけど、そこは上手にポイントだけまとめて背景にして、琵琶の精神的成長を中心にしてるから、飽きなかったし、美しい物語だった。ちょっと説明調な場面は、琵琶が琵琶を弾いて語る場面になって、あまり面倒くさくないようになっていた。
あらすじはこんな感じ。
平家物語を大筋でなぞってるけど、もちろんそのまま原作通りではない。主人公は、琵琶(びわ)という琵琶引きの子で、その子が、偶然で平家一門と仲良くなり、そして滅んでいく平家一門の運命に悲しみながら、生き残る運命の琵琶は、琵琶を弾いて平家のことを後世に語り継ぐと決意するという話。
琵琶が子供の時から一緒に育った平家の一門が、戦で苦しんで亡くなっていくのは悲しくて仕方なかったけど、同時に、琵琶が自分のできることを探して、語り継いで祈ることを決めるという物語の構成は、見ていてとても感動して励まされた。オープニングの歌の歌詞とも合っていた。
で、お題と関連して、羊文学のオープニングの一節、「最終回のストーリーは、初めから決まっていても~」という部分。人間である限り、人生の結論は決まっているけれど、どうしようもないこともあるけれど、というのが平家物語とぴったり合う歌詞だなって、励まして元気を貰える。
それに、平家物語は、もともと鎮魂の物語だから、琵琶が平家物語を作ったという結論に持っていく構成は、ちょうどぴったり。
琵琶と、平家一門の交流もよかったけど、徳子との人間関係も、話の中で後半の軸になっていて、生き残る二人の視点から滅びる平家一門が描かれることになっていた。
だからこそ、勇ましいとか悲しいだけじゃなくて、滅びる側と生き残る側の気持ちが深く描かれていた気がする。名前を後世に残したい、悲しい、生きたい、もう生きたくない、弔いたい、生き残ったけど伝えたい、とか。対比と受け答えがあって、ほんとに物語の一番の良さがあったと思う。
で、なんで地獄かというと、清盛は地獄に行ったみたいな話だけど、維盛も地獄を恐れていたけど、話の最後は、そんな怖くない。竜宮城があるよって安徳天皇と一緒に海に入水するときのセリフ。
琵琶は死んだ人の魂が見える設定なんだけど、みんな一門が集まって幸せにしているから、竜宮城になぞらえた。竜宮城にいるわけじゃないけど、諸行無常で、一応、さいごは極楽浄土ってことなのかな。悲しいけど、ハッピーエンド。
なんか、インサイドヘッドのカナシミとヨロコビが表裏一体のことを思い出す。
みなさんおすすめ。
さいごに、このアニメの構成と絵を描いた人はすごいなって思った。監督は、山田尚子、脚本は吉田玲子。スタジオsaruというところだそうだ。平家物語をとてもうまく現代的に書き直していると思う。現代の人が見て楽しんで感動できる話になってる。ありがとうございました。
ちょうど、ふたりの制作の様子と考えをまとめた本が出ている。読んでみます。
現代の日本語の地獄の用例って何。意外に宗教には使わない。
要旨
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現代の地獄という言葉は、生きるのが大変というときに使われることが多い。つまり、仕事、病気、経営、政治、介護、家族などの困難に関連して。
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そのため、現代では、地獄という言葉といっても、最初に宗教系のあの世、天国と結びつくことはない。
本文
そもそも地獄って何みたいなことを研究するブログだったので、そこに戻りたい。調査は遅々としてすすんでいないけど、以前の記事の項目は以下の通り。
まだ量が少ないので、地獄について、あんまり何もわからない。
ウクライナの戦争で難民の人も戦場にいる人も、いわば地獄の状況という感じ。
どういうアプローチとる?地獄についてまずは用例をいろいろ検討するか。
日本語の論文検索サイト「サイニー」を手っ取り早く調べてみる。
「地獄」を入れると、簡易検索ヒットで、
最近の記事のタイトルから目立つものを拾ってみよう。経済系雑誌の記事が多いようだ。
などなど、経済系、政治系、医療系などに使われている。意外に宗教系は、1割ほどしか記事が見つからなかった。
現代の地獄は、生きるのが大変というときに使うようだ。
ちなみに、サイニーは日本の公開論文が理系文系ほとんど含まれているので、宗教系だけ資料が少ないということはない。
地獄と天国の両方をキーワードにしたら、それでも、2010-2022の期間で、
あんまり多くない。しかも、やはり政治経済系が多くて、宗教系は1割ほどのようだ。
14歳の金メダリストの天国と地獄という、人生レポートもあった。
生きるのが大変というときに使うのが、現代の地獄というのは変わらない。
生きる上で大変な時、仕事、経営、政治、病気、家族、そういったことが地獄の話になる。現代では、地獄といっても、宗教系にすぐ結びつくというのは、あまり内容だ。
他の国でも調べてみよう。
今日は、リンさんと研究者1203が出てきませんでした。そういう回で出てきます。